“経時的に安定”

細孔がなく小さい比表面積により吸油量がほとんどないため、エマルジョン処方でも吸油が起こらず配合通りの処方になり、経時的に非常に安定します。また、UVやリキッド処方では流動性が高いので、多く配合することが可能になります。

“しっとり感触”

細孔がないので、ひっかかりがない有機ビーズのようなしっとり感を付与することができます。通常、シリカでしっとり感を付与するためにシリコーン処理をすることがありますが、その処理が必要ありません。

“ハイブリッド効果”

スムーズさやソフトフォーカス効果を上げるために、通常は有機、無機の混合で調整しますが、Sビーズの場合、単体のみで双方の効果を付与できます。また、比表面積が小さいために吸着吸油がほとんどなく、有機紛体のように使用できるのが特徴です。

処方例1デオドラント ジェル

⇒Ans.「PMMAやナイロンのようなしっとり感が得られる、一般シリカのようなキシミ感がない」

処方例2デオドラント スティック

⇒Ans.「柔らかい感触で塗布しやすい、一般シリカ、シリコーン処理品と比較して伸びが良くなる」

処方例3ＵＶ ミルク

⇒Ans.「伸びが良く、透明感が出る、膜に厚みが出る」

処方例4リキッド ファンデーション

⇒Ans.「PMMAやナイロン配合のような厚みが出る、シリカのような粉っぽさがなくしっとり感がある。流動性が高い」

処方例5ボディ パウダー

⇒Ans.「シリカ配合より、しっとり感があり滑らかで柔らかく、スベリ性が高くサラサラしている」

他評価として

ＵＶやファンデーションにおいて、白浮きがなく透明性が上がることや、色材の本来の色を出すことができる等の評価を頂く。