納品事例
医療用シミュレーターの開発依頼を受け製品化しました。
超音波ガイド経皮的針腎生検は、種々の腎臓病の診断および活動性の評価のために必要な検査ですが、出血などの合併症のリスクが高い侵襲的な技術であり、実用的なシミュレーションモデルが望まれています。
鶏卵を用いた簡易的腎生検シミュレーターが開発されていましたが、耐久性が低く長期保存が困難でした。そこで今回、幅広く適用されるモデルを目指して、スチレン系軟質樹脂を用いた新たな腎生検シミュレーターを開発しました。
作製したモデルは、超音波下で腎臓の皮質・髄質に該当する部分のコントラストは実際の腎臓のものに類似しており、針穿刺の際にモデル内に針が侵入する様子が超音波下で観察可能です。本モデルの検証のため、岡山大学病院の腎生検経験20例未満の研修生10名に腎生検模擬を実施し、腎生検経験20例以上の腎生検に熟達した腎臓内科医20名がその様子を観察あるいは模擬を実施しました。また、腎生検模擬後に全参加者にアンケート調査を実施しました。その結果、90%の研修生が今回の腎生検模擬によって患者への腎生検に対する不安が軽減されると回答しました。
また、すべての参加者が、研修生が本腎生検模擬を行うことを推奨すると回答しました。
耐久性の評価では、約100回の穿刺後の形態および超音波下の画像ともに継続使用可能と考えられました。
以上から、開発したシミュレーターは腎生検の実用的なシミュレーションモデルの良い候補であることが示されました。
鶏卵を用いた簡易的腎生検シミュレーターが開発されていましたが、耐久性が低く長期保存が困難でした。そこで今回、幅広く適用されるモデルを目指して、スチレン系軟質樹脂を用いた新たな腎生検シミュレーターを開発しました。
作製したモデルは、超音波下で腎臓の皮質・髄質に該当する部分のコントラストは実際の腎臓のものに類似しており、針穿刺の際にモデル内に針が侵入する様子が超音波下で観察可能です。本モデルの検証のため、岡山大学病院の腎生検経験20例未満の研修生10名に腎生検模擬を実施し、腎生検経験20例以上の腎生検に熟達した腎臓内科医20名がその様子を観察あるいは模擬を実施しました。また、腎生検模擬後に全参加者にアンケート調査を実施しました。その結果、90%の研修生が今回の腎生検模擬によって患者への腎生検に対する不安が軽減されると回答しました。
また、すべての参加者が、研修生が本腎生検模擬を行うことを推奨すると回答しました。
耐久性の評価では、約100回の穿刺後の形態および超音波下の画像ともに継続使用可能と考えられました。
以上から、開発したシミュレーターは腎生検の実用的なシミュレーションモデルの良い候補であることが示されました。
軟質エラストマー成型品/腎生検シミュレーター (製品名:JIN戦士君)
軟質エラストマー成型品/甲状腺穿刺シミュレーター (製品名:せんしろう)
医療
腎生検/甲状腺穿刺のトレーニング、医学生のシミュレーション教育